Volumetric Techniques (容量測定法) | MIT Digital Lab Techniques Manual

2020年2月27日

MITデジタル・ラボ・テクニック・マニュアルのNo. 1

Volumetric Techniques (容量測定法)

の化学英語表現を見ていきたいと思います。

 

字幕の出し方はこちらです。

Youtube動画の字幕・テキスト化

 

用語を時間、英語、日本語の順に記載していきます。

 

時間 (time) 英語 (English) 日本語 (Japanese)
0:49 volumetric pipette ホールピペット(bulb pipette, or belly pipette)
0:52 burette ビュレット
0:53 volumetric flask メスフラスコ
0:57 syringe シリンジ、注射器
1:03 glassware ガラス器具
1:17 meniscus メニスカス
1:36 rinse 洗い流す
1:37 tap water 水道水
1:38 distilled water 蒸留水
1:45 let dry 乾燥させる
2:08 bulb ピペッター
2:11 squeeze 押しつぶす、ぎゅっと握る
2:22 suction up 吸い上げる
2:25 expel 排出する
4:14 dilute 希釈する
5:15 stirring rod 撹拌棒
5:23 washings 洗液
5:46 swirl かき混ぜる
5:47 invert ひっくり返す
5:48 dissolution 溶解
5:57 gradation mark 標線
6:12 solute 溶質
6:46 lines up with ~と一致する
6:47 storage 保管
7:28 dispense 分配する、供給する
7:33 titration 滴定
7:46 titrant 滴定剤、滴定試薬
9:20 parallax 視差
10:35 barrel
10:46 expel some solution 溶液をいくらか排出させる
11:28 plunger プランジャー、ピストン
11:47 allow to dry 乾燥させる

 

動画内では「メスピペット(graduated pipette)」も、「volumetric pipette」の一種として紹介されています。

「volumetric pipette」は、広義には、「ホールピペット」+「メスピペット」、狭義には、「ホールピペット」ということになるでしょうか。

 

「ホールピペット」用の「ピペッター」は、「(rubber) bulb」というようです。

Googleで「Pipettor」を画像検索すると、ほぼピペットチップと合わせて使用するタイプのもののみが表示されるため、使い分けられているのではないでしょうか。

 

洗液は「washing」というようです。数回洗えば「washings」となりますね。

 

「swirl(かき混ぜる)」は、覚えるのに苦労した思い出がある単語ですが、画像を見れば容易に理解できます。

 

「標線」は「gradation mark」です。正確な液量を得るために、液面をここに揃えます。

 

「titrant」は、滴定に用いる試薬を指し、滴定対象は「titrand」や「analyte」と呼ばれます。

 

8:00~8:20の操作は「共洗い」と呼ばれるものです。

ビュレットに付着している微量の水や不純物で滴定試薬の濃度が変化してしまわないように行われます。

ワインのテイスティング前に行われることもあるようです。

 

「共洗い」に対応する単語は思い浮かびませんが、ビュレットの場合なら、

“rinse the burette with a small portion of titrant"

などとなるでしょうか。

状況に応じて「before ~」なども追加したくなります。