Automatic Pipette (自動ピペット) | MIT Digital Lab Techniques Manual

MITデジタル・ラボ・テクニック・マニュアルのNo.  13

Automatic Pipette (自動ピペット)

の化学英語表現を見ていきたいと思います。

 

字幕の出し方はこちらです。

 

Youtube動画の字幕・テキスト化

 

用語を時間、英語、日本語の順に記載していきます。

時間 (time) 英語 (English) 日本語 (Japanese)
0:21 biological 生物学の
0:22 biochemical 生化学の
0:24 transfer 移送
0:31 accurate 正確な
0:39 automatic pipette 自動ピペット
0:46 piston ピストン
0:47 displace 変位させる、動かす
0:49 vacuum 真空、減圧
0:50 plunger プランジャー、ピストン棒
0:53 vial バイアル、小瓶
1:16 Pipetman ピペットマン(商標、Gilson社)
1:20 accuracy 正確さ、確度
1:26 precision 精度
1:28 reproducibility 再現性
3:20 standard deviation 標準偏差
3:54 leak 漏れ
6:22 viscous 高粘度の
7:25 fresh tip 新しいチップ
7:30 pre-rinse 予備洗浄する、あらかじめ流す
9:02 lay ~ on its side 横に倒して置く
9:11 consistent 首尾一貫した
9:48 calibrate 較正する
10:45 O-ring Oリング

 

「displace」は、「変位させる」、「動かす」の意味です。

エンジンの「排気量」を、「displacement」ということを知っているとこの単語のイメージもつかみやすいと思います。

 

「vacuum」は「真空」とよく訳されますが、Lexico.comでは、

“A space or container from which the air has been completely or partly removed."

と定義されています。

日本語で「真空」というと、「the air has been completely removed」の方を思い浮かべてしまうのかなと思います。

「減圧」で、「the air has been partly removed」の部分を表せるのではと思われます。

 

「precision(精度)」と「accuracy(正確さ)」は、似ていますが、技術分野では理解して使い分けなければならない単語です。

理化学辞典では、

「accuracy(正確さ)」は、「測定や計算値が真の値に近い度合い. 値の精密さを表わす precision の意を含めることもある。」

「precision(精度)」は、「計算値、測定値などの不定性の少なさ。」

と定義されています。

動画中で、「precision(精度)」は、「reproducibility(再現性)」だとも言っていましたね。